松森 浩士 氏 テバ製薬CEO兼社長(武田テバファーマ社長就任予定)
公開日時 2016/08/31 00:00
長期収載品の買収に意欲実臨床情報の管理・活用を重視「武田テバファーマ」が10月に始動する。ジェネリック(GE)最大手のテバ社と武田薬品との合弁会社で、GEや長期収載品で構成する「オフ・パテント・ドラッグ」のリーディングカンパニーを目指す。もともとは今年4月、テバ傘下のテバ製薬の株式をテバが51%、武田が49%保有する枠組みで合弁事業がスタート。そしてテバ製薬との社名を10月に“武田”の冠をつけた冒頭の名称に変え、合弁会社が名実ともに動き出す。そこで、武田テバファーマの初代社長に就任する松森浩士氏(現テバ製薬社長)に8月8日、商機や勝算について聞いた。(聞き手・編集神尾裕)―今回の合弁事業の受けとめをお聞かせください。松森氏グローバルメガファーマと同じく、内資系大手も新薬と長期収載品を別の枠組...