ファイザー 関節リウマチ薬エンブレルで医療者向けオンライン情報提供サービス 専任MRが対応
公開日時 2016/06/28 03:51
ファイザー日本法人は6月24日、医療従事者向け会員制サイト「PfizerPRO」内に、関節リウマチ治療薬エンブレルに関する情報を、医療者の都合のよい時間に合わせて同社の専任MRが提供するサービスを開始したと発表した。医療者が予約した時間だけでなく、予約せずに疑問や質問を問い合わせることも可能で、電話とPCモニターを通じてやり取りを行う。対象は医師、薬剤師、看護師。
これは「リモートディテーリング」と呼んで海外で同社が展開しているもので、同社が扱う疼痛薬リリカ、非ステロイド性消炎・鎮痛薬セレコックスなど6製品で行っている。今回のサービスは「エンブレル コンシェルジュ」というもの。
情報提供を希望する医療者は、同サイトを通じPfizerPROを通して予約、予約当日、専任MRから予約時に指定した番号に電話がかかり、PC上のスライド画像を見ながら双方向で会話する。また、予約がなくとも、対応が可能な場合は呼び出すことができ、5分以内に専任のMRが電話する。
サービス時間は、土日祝日、年末年始を除く午前8時~午後8時。専任MR数は開示していない。