16年5月号連動 抗潰瘍薬タケキャブの処方医コメント一覧
公開日時 2016/04/30 00:01
胃壁細胞のプロトンポンプに作用して胃酸分泌を抑制するプロトンポンプ阻害薬(PPI)が日本に登場して四半世紀が経過した。PPIはすでに消化性潰瘍以外にも慢性胃炎、逆流性食道炎、ヘリコバクター・ピロリ(HP)の除菌など幅広い用途に使用されている。そして、この領域で15年2月、新規作用のカリウムイオン競合型アシッドブロッカーのタケキャブが発売された。タケキャブはプロトンポンプの胃酸分泌のシグナル伝達を担うカリウムイオンの取り込みを阻害して胃酸分泌を抑制する。今回はタケキャブを取り上げ、処方経験のある医師を対象にした意識調査から、現時点での同剤の評価を検証した。医師コメントの一覧は以下の関連ファイルからダウンロードできます。調査はケアネットの協力を得て16年2月18日~23日に実施した。同薬について...