公開データ活用で地域包括ケアの課題を探る
公開日時 2015/11/30 00:00
サンテ医業コンサル代表田中豊章前号ではエリアの違いを理解する必要性を指摘しました。その際、皆さんの担当地区の医療計画(5疾病・5事業及び在宅医療)を確認しておくこと、また各都道府県医師会での地域包括ケア担当医師からの計画・進展度合い・課題などの情報を入手することを助言しました。では、具体的にどうすればよいのかを説明します。まず医療計画から目を通そう医療計画における5疾病・5事業及び在宅医療とは、5疾病(脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病、がん、精神疾患)・5事業(救急医療、災害医療、へき地医療、周産期医療、小児医療)及び在宅医療です。都道府県のホームページにこの医療計画についての計画が載っています。例えば愛知県の名古屋医療圏保健医療計画を見てみましょう。http://www.pref.aichi....