エムキューブ 海外医師の講演会配信サービス開始
公開日時 2015/07/29 03:51
インターネットを利用した医療関連領域のコミュニケーション支援を行うエムキューブは7月28日、海外の医師による研究発表や症例報告、学会速報や解説動画を日本で視聴できるようにする「海外Web講演会」サービスの提供を製薬企業向けに始めたと発表した。
このサービスは、製薬企業が、専門の技術スタッフを海外に派遣することなく、医療通訳に加えて、日本側と海外側の運営サポートをするパッケージサービス。スタッフが現地で収録し、専用サーバを経て、日本のスタジオで通訳し、配信という流れになる。医師は、パソコンやスマートフォン、タブレット端末から場所や時間にとらわれることなく利用できる。医師に対する告知は、親会社のエムスリーが提供する「m3.com」上で行い、集客することが可能。
海外側の会場手配や当日の進行、運営サポートは、国際学会との共催や製薬企業主催など海外開催イベント運営に経験のあるファーマインターナショナルと協業する。
発表によると、「従来の海外からのWeb講演会配信は約700万円程度の費用が掛かっていたが、約1/2の低価格で利用できる」としている。