MR認定センター調査 2014年度MR数は1095人減 外資の減員が影響
公開日時 2015/07/28 03:52
MR認定センターが7月27日に発表した「2015年版MR白書」によると、2014年度MR数(管理職含まず 15年3月末現在)は6万4657人で、13年度より1095人減となった。主に外資系企業での減員が影響した。2000年度の調査開始以来、1000人以上の減少は初めて。
調査は毎年行われており、今回の調査時点は2015年3月末現在とし、CSO15社、卸1社を含む203社を対象に全てから回答を得たもの。MR数は男5万5512人(1151人減)、女9145人(56人増)で、女性は過去最高となった。
この中で内資系企業は3万7485人で、400人増、CSOもアウトソーシングの活発化により4139人、182人増えた。一方で、外資系企業は2万2960人、1087人減った。今回卸ではMR業務専任のみを集計することにしたため73人、590人減となったという特殊要因はあったが、MR数の減少は外資系の減員が主に影響したといえる。
薬剤師の資格を持つMRは全体の11.9%で減少傾向。薬剤師を除く理科系は28.3%でほぼ横ばい、文科系は57.4%と増加傾向にある。