エイザス株式会社代表取締役西章彦今回が最終回となるので、これまでの話をまとめながら、製薬業界におけるビッグデータの未来像に触れていきたい。ビッグデータは、製薬業界のマーケティングとプロモーションを大きく変革させていくために有用な存在である。ビッグデータ戦略が浸透すれば、MRもマーケティングも大きく変化し、簡単に高度な活動を行えるようになってくる。しかし、何度も指摘してきたことだが、単にデータを集めて、古いビジネススキームに当てはめる間違ったやり方で動かせば、ビッグデータから大きな価値は生まれてこない。これからのMR、マーケティングのあるべき姿をしっかりと見据えて、そこに向かうためにビッグデータは利用されるべきである。既に、実践され分かっていることからビッグデータ戦略のある未来像を示した。是非...