慢性疾患用薬の処方日数 09年に比べ約1週間伸長
公開日時 2015/03/31 00:00
薬効群別では抗血小板薬で長く全領域で12月に日数長期化日本では既に65歳以上の高齢者の割合は4人に1人となり、2025年までには3人に1人にまで上昇すると予測されている。このことは医療も含めた社会保障全体に大きな影響を及ぼすことは必定である。こうした人口動態の影響が今の慢性疾患治療現場にどのような影響を及ぼすのか?今回はこうした大局観に立ち、近年の慢性疾患治療薬の処方日数の変動を検証した。いつも通り調剤レセプトベースで実際の処方状況を把握・分析する医療情報総合研究所(JMIRI)の処方情報分析サービスのデータを参照する。主な慢性疾患治療薬処方日数はGP、HPとも09年以降一貫して長期化。09年1月時点と15年1月時点を比較すると、全体で約18%、日数にしてGPでは平均5日程度、HPでは平均7...