横浜内科学会 MR認定制度発足へ
公開日時 2015/01/31 00:00
実地医科が疾患軸で研修実施横浜内科学会(会長=宮川政昭・宮川内科小児科医院院長)は、4月にも製薬企業のMRの認定制度を発足させる。製薬企業の情報提供が製品軸に偏り、かつ自社製品中心であったことを問題視。臨床医がMR対象に直接講義を行うことで、公平な知識を身に付けてもらい、横浜市で実際に行われている医療の現状と課題を知ってもらうことが狙いだ。宮川会長は、「製薬企業では、自社製品のことしか教えない。それでは横浜で活動しているMRとして認めたくない」と認定制度発足の経緯を説明する。臨床医が求めるMRの育成に、地域の医師自らが乗り出した。(望月英梨)講習は、全10回。①消化器疾患、②循環器疾患、③神経疾患、④高血圧・腎疾患、⑤呼吸器疾患、⑥糖尿病・内分泌疾患、⑦認知症、⑧睡眠障害、⑨禁煙――の各領域...