PART2 2015年新薬展望 存在感増すニッチバスター
公開日時 2014/12/27 00:00
胃がん・血液がん・C型肝炎に革新的新薬2015年の新薬市場は、難治性希少疾患のニッチ領域で治療を前進させる革新的新薬としてグローバルで大型化していく医薬品、いわゆるニッチバスターが存在感を増しそうだ。胃がんでは2番目の分子標的薬が登場するほか、難治性血液がん領域に新たな治療オプションが生まれる。さらに奏効率100%のC型肝炎薬が上市を待っている。C型肝炎薬を発売するギリアド・サイエンシズは、この新薬で1兆円規模のグローバル売上高を確保しており、この実績を引っ提げて日本市場に初参入する。ニッチスペシャリティー新薬が多数上市されるなかで、企業の顔ぶれにも変化を感じる年となりそうだ。(田中かおり)PromotionContents>>PART12015年激変迫られる医薬品ビジネス◆総論...