ナンバーワンＭＲを決める「MR♯１ 2014コンテスト」が11月１日、東京・品川の星薬科大学で開催された。最高殊勲MR（MVMR）には、大日本住友製薬の山本助安さんが選ばれた。

医療環境、医薬品市場が変化する中で、ＭＲの役割にも変化が迫られている。その中で、次世代MRのモデルの創出に向けてチャレンジするMRにスポットライトを当て、広く紹介しようと、「MR#1実行委員会」（委員長：沼田佳之・MONTHLYミクス編集長）がコンテストを企画し、今回その第１回が開催された。

35人の応募に対し、プレゼン力、知識、マナー、医療へ貢献する姿などを基準に、一次審査を通過した５人が１日のファイナル審査に進み、課題に対するロールプレイなどに臨んだ。医師、薬剤師、看護師、患者らの８人の審査委員が審査し、MVMRとともに以下の受賞が決まった。

MVMR（最高殊勲）：山本助安さん（大日本住友製薬）＝写真中央
ベストユーモア賞（人を惹きつける能力）：同上
ベストスキル賞（対応能力）：鳥居藍さん（アステラス製薬）＝写真右
ベストプレゼン賞（表現力）：住母家渉さん（ファイザー）＝写真右から２番目
ベストナレッジ賞（学術力・洞察力）：高橋栄記さん（ファイザー）＝写真左から２番目
ベストビジョン賞（未来志向）：内藤崇さん（中外製薬）＝写真左

MVMRに輝いた山本さんは、「今の若手が今後いきいきと仕事ができるか否かは、我々がどういう仕事をするかに大きくかかっている。患者さん、医療者の方々への貢献が全てだと思っている。100年後のMRの生き残りに向けて、皆さん自身が、我々自身が一歩一歩前に進むことで、それを達成したい」と話した。

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