ブリストル・マイヤーズ株式会社 谷口 忠明 氏
公開日時 2014/09/30 00:00
C型慢性肝炎日本の開発優先で世界に先駆け臨床現場へ適応拡大も申請ブリストル・マイヤーズ株式会社専務執行役員研究開発部門長谷口忠明氏「C型慢性肝炎治療薬は、医療ニーズが高い日本を最優先に開発を進めてきた。日本の患者のために開発を進めたと言っても過言ではない」。ブリストル・マイヤーズ(BMS)の専務執行役員研究開発部門長の谷口忠明氏はこう語る。実際、9月3日に発売されたインターフェロン(IFN)をベースとしない経口薬のみの治療を実現した、NS5A複製複合体阻害剤・ダクラタスビル塩酸塩(製品名:ダクルインザ)とNS3/4Aプロテアーゼ阻害剤・アスナプレビル(製品名:スンベプラ)の2剤併用療法は、日本にプライオリティーを置いた開発が進められ、その結果、世界に先駆けて承認申請につながった。同社のグロー...