SGLT2阻害薬スーグラ 処方のきっかけ 最多が「体重減少」
公開日時 2014/09/30 00:00
処方医の4割弱が第一選択に慎重皮疹動向や限定的な対象患者が一因か新しい作用機序の2型糖尿病治療薬であるSGLT2阻害薬。糖の尿中排泄を促進して血糖値を低下させる同阻害薬は、インスリンを介さない作用の薬剤として、臨床医の注目度も高い。ファーストインクラスとして4月にスーグラ(一般名:イプラグリフロジン)が発売されて5か月弱が経過したが、この間に、ほかに3成分が発売される(8月末現在)など、激戦市場のDPP-4阻害薬と同様に競争が激しくなるのは必至だ。今回はやや早すぎるきらいもあるが、先鞭をつけたスーグラの現状を処方経験のある医師403人の調査結果から検証したい。今後の処方増へのスタンスは「そう思う」26%、「まあそう思う」44%と、7割の医師が処方増に積極的である(図)。属性別では、GPとHP...