本誌調査・MR1人当たり生産性 第一三共が2億円台に
公開日時 2014/06/30 03:52
ミクス編集部は、製薬各社に対する13年度決算アンケート調査の回答をもとに製薬各社のMR1人当たり生産性を算出した。これは13年度の各社国内医療用売上高を本誌調査の13年の各社MR数で割ったもので、新薬メーカートップは2億9110万円の武田薬品で、国内医療用薬売上が減収となり、前年より生産性を下げたが、首位を維持した。
それに対し肉薄したのが、新薬の加齢黄斑変性治療薬アイリーア、緑内障治療薬コソプトが好調で2億8200万円の参天製薬で2位につけた。3位はアステラス製薬、4位は第一三共で前年11位からジャンプアップした。最主力品のオルメテックの売上を維持した上、PPIネキシウム、抗認知症薬メマリーなどの新薬の急伸長で、生産性は約3000万円アップして2億1150万円と、一気に2億円を超えた。
2億円超は全部で9社だが、うち4社が政府のジェネリック(GE)使用促進策を受け業績を伸ばすGE専業メーカー。GEメーカートップの日医工は3億6730万円だった。
この調査結果を含む13年度決算アンケートの詳細は、MONTHLYミクス7月号(7月1日発売)「
Promotion」掲載する。