インタラクティブソリューションズ（関根潔社長）は４月21日、iPadなどのタブレットを活用した営業、マーケティングを支援するプラットフォーム「Interactive-Pro（インタラクティブプロ）」が通信キャリアなどで構成されるモバイルコンピューティング推進コンソーシアム（MCPC）の主催するMCPCアワードプロバイダー部門で優秀プロダクト賞を受賞したと発表した。


Iｎteractive-Proは、インターフェイスの使いやすさや、データベースのセキュリティーの高さなどのユーザビリティーが高いことが特徴。

加えて、医師の情報ニーズなどプル型の情報収集で集積したデータをデータベース化。ビッグデータとしてマーケティングの分析・評価を行い、現在のコンテンツのブラッシュアップや新たなコンテンツ制作に活用することを可能にした。これにより、効果的なマーケティング、クロージング率の向上に貢献しているという。また、タブレット内のコンテンツの相互リンクに対応可能としたことで、医師との面談でのクロージングまでを短縮化。これもクロージング率の向上が見込めるという。

同製品については、すでに製薬企業15社、金融関連３社、通信・IT関連企業が採用し、約１万8000人が利用しているという。製薬企業のプラットフォームとしては、MRの利用率が１日平均50～60％で、最大値は月間99％。1000人のMRでは、医師との面談時などに月間150～200万行の使用ログを取得する。医師との面談時にMRが活用するコンテンツとしては、１社平均２～３万ページ、約５GB（最大約７万ページ・約21GB）。