第14回進む在宅医療200床以上病院の場合中小企業診断士平田雄一郎今回の改定では、200床以上病院を対象に、在宅医療で急変した患者の入院受け入れ体制を評価した「在宅療養後方支援病院」が新設されました。一般病床でも療養病床でも算定が可能な点数となります。在宅療養支援診療所、在宅療養支援病院（200床未満）を、後方で支える役割を発揮します。在宅療養後方支援病院の施設基準としては、患者が緊急時に入院を希望している病院としてあらかじめ当該病院に届けていることが必要です。対象となる病院は、在宅医療を受けている患者からの指名が必要ですから、在宅療養支援診療所などとの連携が欠かせないことになります。在宅療養後方支援病院の連携先としては、施設内に入院病床を持たない在宅療養支援診療所との連携が中心になると思わ...