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薬剤師国試合格発表 合格率は60.84%

公開日時 2014/04/01 03:52
厚労省は3月31日、第99回薬剤師国家試験の合格発表を行った。合格率は60.84%で、前回より18.26ポイント減。この合格率は4年制から6年制への移行期の試験を除き、試験が年1回となった1987年(昭和62年 第72回)以降では過去最低。合格率が50%を下回ったのは16大学に上り、全て私立で、うち12大学が薬学部設立が2004年以降の「新設校」だった。
 
今回は薬学教育6年制になって3回目の試験。1万2019人が受験し、合格者は7312人。内訳は男性3060人(60.57%)、女性4252人(61.03%)。新卒では、受験者8822人、合格率70.49%。既卒者(6年制卒)は、受験者2517人、合格率39.85%だった。最も高い合格率が高かった大学は金沢大学で92.50%。
 
今回、合格率が60%台と低水準となった理由について厚労省医薬食品局総務課の田宮憲一課長補佐は、合格率が低い既卒受験者が増えたことのほか、「6年制になってから問題解決能力を問うようになっており、そのへんの対応ができていなかったのではないか」と推測した。出題内容は特に問題はないとの認識を示した。合格基準は例年と同じ。
 
なお、試験問題については毎回、同省の医道審議会薬剤師分科会薬剤師国家試験事後評価部会で評価が行われる。

大学別の合格者数、合格率はこちら(厚労省資料)
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