2型糖尿病注射編
公開日時 2014/01/31 00:00
持効型・超速効型インスリンに集約傾向GLP-1受容体作動薬は使用適正化へ2000年以降に糖尿病の注射治療は様変わりした。01年に食直前投与タイプの超速効型インスリン、03年には1日1回投与タイプの持効型インスリンが登場し、インスリン治療の幅が広がった。10年には消化管ホルモンの1つでインスリン分泌を促進するGLP-1の作用を持つGLP-1受容体作動薬が発売となり、注射治療もインスリン一辺倒の時代ではなくなった。そこで、新時代の2型糖尿病注射治療の実態の把握を、メディカル・データ・ビジョン(MDV)が有するDPC病院56施設のデータ分析から試みた。外来注射導入は2割調査対象は、10年7月~13年9月までの診療データが揃うDPC病院56施設(うち、糖尿病科、内分泌代謝内科などの専門科を擁する病院...