ファイザー 専任MRが電話とPCで情報提供 医師の都合のよい時間に合わせて
公開日時 2013/12/17 03:52
ファイザー日本法人は12月16日、医師が予約した都合のよい時間に、同社社員の専任MRが電話し、パソコン（PC）を通じて製品や関連情報を提供するサービスをスタートさせたと発表した。まずは食物アナフィラキシー問題で関心の高いアナフィラキシー補助治療薬エピペンと、歯科領域など幅広く用いられる非ステロイド性消炎・鎮痛薬セレコックスの情報提供を、希望する医師・歯科医師に行う。
これは「リモートディテーリングシステム」と呼んで海外で同社が展開しているもので、サービス名は「PfizerPRO CONNECT」。医療従事者向け会員制サイト「PfizerPRO」の中に新規開設する形で始めた。情報提供を希望する医師は、同サイトを通じPfizerPROを通して予約、予約当日、専任MRから予約時に指定した番号に電話がかかり、PC上のスライド画像を見ながら双方向で会話する。人数は非開示だが、専門的なやりとりができる能力を持つ同社社員の専任MRを配置した。
サービス時間は、土日祝日、年末年始を除く午前８時～午後８時30分。２製品でスタートしたが、今後の状況を見て対象製品を広げるかどうかを検討する。