第47回日本てんかん学会
公開日時 2013/11/30 00:00
「てんかんへの理解を求めて」をメインテーマに第47回日本てんかん学会(会長:辻貞俊・産業医科大学)が10月11、12日まで北九州市の北九州国際会議場で開催された。今学会では、医療従事者への“てんかん”の正しい理解を求め、「てんかんへの理解を求めて」をメインテーマに、てんかんの病態から治療、てんかん医療に関わる最新知見が報告された。てんかんに関わる科・分野は多岐にわたることから、てんかん診療に携わる医療従事者にとっても新たな発見、相互に理解を深める場となった。(医学ライター宇佐美陽子)新規抗てんかん薬単剤使用後はじめて既存薬と同じ土俵で評価既存の抗てんかん薬(以下、既存薬)は、新たに発症したてんかん患者の約3割は既存薬の併用療法によっても発作を抑制できないことが知られている。このような中で、新...