緑内障治療薬 日本アルコンのMR 影響力高く
公開日時 2013/07/31 00:00
本連載は、医師が医療用医薬品の情報に触れたチャネル(MR、ネット、講演会等)について毎月、その接触時間や処方インパクトなどを集計・分析するエムスリー社の「mx(MedicalChannelMix)」をベースにしている。“接触時間”と0~10点の11段階で評価する“処方インパクト”を掛け算して算出される数値を“処方影響力”と定義し、製品別に医師の情報源を探る。なお、mxの調査対象医師は約4000人。月の前半と後半の2週間ずつに割り振って調査している。網膜神経節細胞が死滅する進行性の疾患である緑内障は、日本緑内障学会の疫学調査によると、罹患率は40歳以上で20人に1人で、現在、中途失明原因の第1位である。現行の治療では、病状の進行を防止する眼圧低下の対症療法がほとんど。治療薬としてはプロスタグラ...