米アボット・12年通期業績 ヒュミラ16.8%増で増収増益確保
公開日時 2013/01/31 04:00
米アボットは1月23日、2012年通期業績が売上高398億7400万ドル(前期比2.6%増)、営業利益80億8500万ドル(同40.6%増)、純利益59億6300万ドル(同26.1%増)の増収増益になったと発表した。
地域別ではアメリカ167億8400万ドル(同4.8%増)、その他全世界230億9000万ドル(同1.1%増)。セグメント別では医療用医薬品事業180億1200万ドル(同5.5%増)、栄養事業64億7100万ドル(同7.7%増)、エスタブリッシュ医薬品事業51億2100万ドル(同4.4%減)、コアラボラトリー診断事業34億9900万ドル(同3.4%増)、分子診断事業4億4500万ドル(同0.5%増)、ポイント・オブ・ケア診断事業3億4800万ドル(同15.7%増)、バスキュラー事業30億7100万ドル(同7.9%減)、糖尿病ケア事業13億2700万ドル(同2.8%減)、医療光学事業10億9700万ドル(同1.3%減)。
◎ヒュミラの売上92億6500万ドル
主要な医療用医薬品の通期売上高はヒト型抗ヒトTNF-αモノクローナル抗体製剤・ヒュミラ92億6500万ドル(同16.8%増)、高脂血症治療薬(フィブラート製剤)・トリリピックス/トライコア13億9000万ドル(同17.2%減)、テストステロン製剤・アンドロゲル11億8500万ドル(同30.8%増)、抗HIV薬・カレトラ10億1300万ドル(同13.4%減)。