オーファン・ドラッグ担当のMRこそ、MR本来の姿
公開日時 2013/01/30 00:00
OBC研究所代表小原公一MRの父、二宮昌平氏は100年前にジキタリス製剤の使い方の説明をしに、全国をルドルト・エベリング氏と共に説明して歩いた。当時の日本は和漢薬全盛の時代であって、ジキタリス製剤の使い方について知っている医師は少なかったのである。従って、二宮氏が訪問するのを、多くの医師たちが待ち望んでいた。MRのK君も以前はプライマリー領域のMRを5年ほど経験して、現在の会社に転職して来た。この会社はいわゆる、オーファン・ドラッグと言われる製品が多く、今までの会社とは全く違った環境にあった。以前は、上司から「何軒訪問して重点品目を何回コールしたか?」とか「コール数を上げろ」と毎日檄が飛ばされ、数字、数字の毎日であったが、今度の会社では、「キチンと筋道を立てて説明出来たか」どうか、「プロセス...