武田とエムスリー 「MR君」とiPadを連動 MR活動の強化狙う
公開日時 2012/10/24 04:02
武田薬品とエムスリーはそれぞれ10月23日、エムスリーの営業支援サービス「MR君」と、武田のMRが持つiPadとを連動させた新しい情報提供ツール「てのひらMR君」を共同開発したと発表した。MRの担当医師が「MR君」を利用している場合において、MRが持つiPadで、担当医師とメッセージの交換ができたり、担当医師が「MR君」のコンテンツを視聴したかどうかを確認できる。
両社は、「医師とのコミュニケーションをさらに活発化させるとともに、各医師のニーズに応じた情報提供活動を一層充実させることで、情報提供力のさらなる強化を目指す」としている。
武田は11年5月に全MRにiPadを導入し、12年5月からは「MR君」を通じた情報提供を「生活習慣病領域」「中枢神経疾患領域」「整形外科関連領域」で開始。今回の「てのひらMR君」を活用した情報提供活動は「MR君」導入の3領域で行い、このほど情報報提供活動を開始した。