アクテリオン 希少難病ニーマン・ピック病C型治療薬を発売 患者数15人
公開日時 2012/05/31 04:01
アクテリオンファーマシューティカルズジャパンは5月30日、国内患者数15人程度という希少難病のニーマン・ピック病C型治療薬ブレーザベスカプセル100mg(一般名:ミグルスタット)を同日に発売したと発表した。この疾患に対する治療薬は世界では同剤だけで、これまで欧州、カナダなど42カ国で承認され、今回日本でも公的保険で使えるようになった。
ニーマン・ピック病C型は、脂質が臓器や神経細胞に蓄積し、精神や運動能力の発達に遅れ、嚥下障害など進行性の神経症状を呈しながら、5~10年前後で死亡することが多いという先天性の脂質代謝異常疾患。乳幼児や若年層からの発症もよく見られる。今回は発売された薬剤は蓄積する脂質の合成を阻害し、効果を発揮するとされる。
同剤は成人には1回200mgを1日3回経口投与する。ただし、小児には体表面積に応じて投与量調整する。薬価は100mg1カプセル9800円。