識者が語る 透明性ガイドラインのインパクト
公開日時 2012/03/29 00:00
透明性GLはアカデミアとの産学連携に役立つか?日本医学会・利益相反委員会委員長曽根三郎氏(JA高知病院院長)製薬企業から医師や医学研究者への資金の流れを公開する「透明性ガイドライン」。12年度に企業が医師等に支払った金額や個人名などについて、13年度から各社のホームページなどで公開することになる。医療者側として、透明性ガイドライン(GL)をどう捉えているのか、国際的な情報公開の流れも含め、日本医学会のCOIマネジメント指針策定の委員長を務める曽根三郎氏(JA高知病院院長)に、話をうかがった。(小沼紀子)産学連携による研究成果(特に治療成績)が中立的な立場でバイアスなく公正に発表される仕組みつくりとして、製薬企業から医師や医学研究者への資金提供の流れをアカデミアがCOIマネジメントとして開示・...