入れ墨で血糖値測定
公開日時 2011/09/05 04:00
最近アメリカでは入れ墨が大流行だ。この入れ墨ブームにあわせたかのように、ボストンにあるノースイースタン大学のクラーク助教授(HeatherClark,Ph.D.)がナノセンサーでできた小さなビーズ(直径数ミリメートル)を毎週一度入れ墨のように腕等に埋め込み、一日数回専用スキャナーをその入れ墨にかざして血糖値を測定する技術を開発し、注目されている。(ジャーナリスト西村由美子)血糖値が低ければ入れ墨は暗色だが、血糖値が上がると明るくなるというもので、患者はこの色合いを観察/測定しながら食事やインシュリンによって血糖値を調節する。もちろん針をさしての痛い採血は不要となる。クラーク教授らは10年以内の実用化を目指している。http://www.technologyreview.com/biomedi...