協和発酵キリン 花粉大量飛散でアレロックなど好調 業績予想を上方修正
公開日時 2011/07/21 04:00
協和発酵キリンは7月20日、11年度(11年12月期)の業績予想を上方修正したと発表した。第2四半期(1月~6月)まででは、引き続き主力品の腎性貧血治療薬ネスプが好調に推移したほか、花粉の大量飛散があった影響で抗アレルギー薬アレロック、抗アレルギー点眼薬パタノールの売上も当初計画と前年同期を上回る水準で推移したことなどなどから、第2四半期と通期の業績予想を修正することになった。同社は各製品の売上状況は明かしておらず、8月2日の第2四半期決算発表で示すとしている。
【連結第2四半期業績予想(前回予想)、前年同期実績】
売上高1863億円(1750億円)、2034億6600万円
営業利益299億円(200億円)、216億9200万円
経常利益302億円(205億円)、223億3400万円
純利益177億円(145億円)、99億0100万円
【連結通期業績予想(前回予想)、前年同期実績】
売上高3420億円(3250億円)、4137億3800万円
営業利益435億円(370億円)、454億1000万円
経常利益445億円(380億円)、465億0000万円
純利益255億円(255億円)、221億9700万円