MR教育センター MR100周年記念事業実施へ 4月から
公開日時 2011/03/10 04:02
2012年に日本にMRが誕生して100年を迎えるにあたり、医薬情報担当者(MR)教育センターは4月から、MR100周年記念事業を展開する。今後のMR像に関するシンポジウム、市民講座、一般向けMR紹介媒体の作成、100年史の編さんなど11年~12年にかけて実施する。
日本でのMR活動は、1912年にロシュ社のドイツ人医師ルドルフ・エベリング氏が、日本人の薬剤師二宮昌平氏と共に始めたのが最初だとされる。それから100年となることから同センターは、記念事業企画委員会で検討。事業内容は3月下旬に正式決定する予定だが、MR自身が患者の目から自らを振り返り、見つめ直す機会と捉えて、事業を展開する考え。
そのため主な事業として、全国の医師・薬剤師、MRを対象に、MR像に関する大規模な調査を行い、その結果を踏まえて今後のMR像を探るシンポジウムを実施。MRを広く一般にも知ってもらうためマンガ「MR物語」の作成・配布、広報活動を広く行う。「MR100年史」の編さん・配布も行う。