ＭＲ活動は大きな転換期にある。「2010年問題」によるブロックバスター・モデルの限界。ＭＲの訪問規制など押し寄せる活動規制の波。そこに来て、インターネットを介した一次情報の即時入手、ソーシャルメディアによる即時情報交換も加わり、ＭＲ活動に変化を迫る状況が生まれている。専門ＭＲとて例外ではない。ＭＲには何が求められるのか。医師600人のアンケート調査から探った。（沼田佳之、小沼紀子、酒田浩、神尾裕）※アンケートは、エムスリーの協力を得て、m3.com登録医師を対象にインターネットで実施した。調査期間は10年11月26日～29日。第一標榜科が一般内科、呼吸器、循環器、消化器、整形外科、外科の医師各100人（ＧＰ・ＨＰ各50人）から回答を得た。なお、ＧＰは100床未満、ＨＰは100床以上の医療機関...