EMAのCHMP 多発性硬化症治療薬・Gilenyaなど5品目に肯定的見解
公開日時 2011/01/27 04:00
欧州医薬品庁(EMA)のヒト医薬品委員会(CHMP)が1月17~20日に開催され、ノバルティスユーロファームの多発性硬化症治療薬Gilenya(fingolimod)など5品目に対して肯定的見解(承認勧告)を付与した。5品目は以下の通り(企業、薬剤名、適応、実審査日数の順)。
▽ノバルティスユーロファーム、Gilenya(fingolimod)、高疾患活動性再燃多発性硬化症(成人)、2010年1月21日開始で181日▽エーザイヨーロッパ、Halaven(エリブリン)、少なくとも2種類のがん化学療法による前治療歴のある局所進行性・転移性乳がん、2010年5月26日開始で180日▽サノフィ・アベンティス、Jevtana(カバジタキセル)、ドセタキセルを含む前治療歴のあるホルモン抵抗性前立腺がん患者に対し、プレドニゾンあるいはプレドニゾロンとの併用、2010年5月26日開始で208日▽Laboratories S.M.B.S.A. 、Pravafenix(フェノフィブラート/プラバスタチン配合剤)、混合型脂質異常症で冠動脈疾患の発症リスクが高い成人、2009年11月18日開始で210日▽グラクソグループ、Trobalt(retigabine)、てんかん(成人)における部分発作、2009年11月18日開始で210日。