本誌が2011年以降に上市を狙う新薬の開発状況を調べたところ、現時点で申請中の品目が113プロジェクトあることが分かった。内訳は、がん16、免疫系疾患９、中枢神経・精神科系８、血栓症、糖尿病、消化器系がそれぞれ７プロジェクトとなった。また2011年に上市される有望新薬は、血栓症、認知症、疼痛などの領域にみられることが分かった。

◎P2以降の開発品は60社540プロジェクト

一方、臨床第２相（P2）以降の国内開発品について調査したところ、60社540プロジェクトに及ぶことが分かった。本誌は今年7月のMonthlyミクスで54社450プロジェクトの全容を公開したが、今回の調査結果は開発ステージの変化やその後の申請・承認などの情報を加味し、すべて最新版にリニューアルしたもの。申請中113プロジェクトおよびP2以降の開発品の疾患別リストについてはMonthlyミクス1月号に掲載します。