こんにちは。
エルゼビア・ジャパン 教育部です。
いよいよMR試験の本番まで、あと1週間となりました。
不安でいっぱいの人、余裕しゃくしゃくの人、色々いるかと思います。MR試験は、大学入試や入社試験と違って、上位何人までに入れば受かるかというのではなく、何点取れれば受かるかというテストです。周りの人に流されず、最後まで強い気持ちを持って、試験に向かっていきましょう。
今回のテーマは、
「【レベル16】 MR試験直前企画 合否を決める問題はコレだ!④」です。
今回も引き続き、今年弊社で実施した模擬試験の中から、選りすぐりの問題をピックアップしていきます。
これまでは3択問題をお届してきましたが、今回は総まとめとして、すべて5択の出題です。
それでは、早速出題します。
<疾病と治療>
問 標的器官が乳腺であるのはどれか。(⇒テキスト P215)
a プロラクチン
b オキシトシン
c カルシトニン
d グルカゴン
e バソプレシン
1(a、b) 2(a、e) 3(b、c) 4(c、d) 5(d、e)
<薬理学>
問 フェノバルビタールの作用とは考えられないのはどれか。(⇒テキスト P20,60,62,66)
1 催眠作用
2 身体的依存形成
3 交差耐性
4 P-450の阻害
5 持続性作用
<薬剤学>
問 血中濃度モニタリングを行うことが望まれる条件として、正しいのはどれか。(⇒テキスト P141)
a 有効血中濃度範囲が狭い薬物
b 副作用と病気本来の症状の区別が難しい薬物
c 銘柄や剤形により生物学的利用能が異なる薬物
d 客観的な薬効評価が容易な薬物
e 投与量と血中濃度との関係が線形性を示す薬物
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、d、e) 4(b、c、d) 5(c、d、e)
<医薬概論>
問 医薬品の生産について、正しいのはどれか。(⇒テキスト P73,74)
a 医薬品の総生産額のうち、医療用医薬品が約9割を占める。
b 一般用医薬品の市場は平成10年から縮小している。
c 医薬品の輸出金額を薬効分類別にみると、循環器官用薬が最も多い。
d 医薬品の輸入金額は、平成19年は1,440億円になった。
a b c d
1 誤 正 正 正
2 正 誤 正 正
3 正 誤 誤 正
4 正 正 誤 誤
5 誤 正 誤 誤
<PMS>
問 GPSPで求められる社内体制として、正しいのはどれか。(⇒テキスト P202,203,210)
a 製造販売後調査等管理責任者は薬剤師でなければならない。
b 製造販売後臨床試験実施医療機関における記録の保存期間は、再審査または再評価が終了した日から5年間である。
c 製造販売後調査等管理責任者は、複数の設置は不可であるが、安全管理責任者との兼任は可能である。
d 製造販売後調査等基本計画書の作成と保存は製造販売後調査等管理責任者が行う。
a b c d
1 誤 誤 正 正
2 正 誤 正 誤
3 正 誤 誤 正
4 正 正 誤 誤
5 誤 正 正 誤
<添付文書>
問 規制区分が「麻薬」であるのはどれか。
a バルビタール
b フェニルアミノプロパン
c コデインリン酸塩水和物
d ペチジン塩酸塩
e ペンタゾシン
1(a、b) 2(a、e) 3(b、c) 4(c、d) 5(d、e)
いかがでしたか?
今回の正解は、
疾病と治療⇒1
薬理学⇒4
薬剤学⇒1
医薬概論⇒4
PMS⇒1
添付文書⇒4
です。
あと1週間、何をすれば良いんだろうと、焦っている人もいるかもしれません。
新しいことを何かやろうとしても、なかなか身に着かないと思います。それよりも、今まで解いてきた問題を解いたり、良く間違えてしまう分野を重点的に見直したりして、徹底的に復習してみてはいかがでしょうか?
これまでやってきたことを信じて、残りの1分、1秒を大切にして、合格の2文字を勝ちとってください。
なお、試験当日、ミクスOnline上で、解答速報を順次掲載します。
(アドレスはこちら⇒http://www.mixonline.jp/Express/NewsCategory/tabid/68/artctid/189/Default.aspx)
自己採点等にお役立ていただけると、幸いです。
※解答はエルゼビア・ジャパン 教育部が独自に作成したものであることを、予めご了承ください。
それでは、皆さんの検討をお祈りします!
【訂正】
医薬概論、PMSの解答パターンに誤りがありました。選択肢はa~dの4文ですが、解答パターンはa~eの5文の組み合わせから選ぶ問題になっていました。解答パターンを訂正いたします。