リリーの抗がん剤ジェムザール 卵巣がん効能追加で公知申請
公開日時 2010/09/07 04:01
日本イーライリリーは9月6日、抗がん剤ジェムザール(一般名:ゲムシタビン)に、「がん化学療法後に増悪した卵巣がん」を効能・効果に追加する公知申請を同日付で行ったと発表した。
ドラッグ・ラグ改善のため厚生労働省の検討会議が公知申請が必要と判断し、薬食審の事前評価で了承された5社5成分のうちの1つ。すでに、中外製薬の抗がん剤ゼローダ(一般名:カペシタビン)への進行・再発の胃がんの効能追加、日本化薬の抗がん剤ハイカムチン(一般名:ノギテカン塩酸塩)への卵巣がんの効能追加が、1日付で公知申請されており、今回で3成分目になる。