睡眠時無呼吸症候群
公開日時 2010/08/30 00:00
注目される血管系疾患との関連日本人での検証に向け研究会発足東京医科大学睡眠学講座井上雄一教授生活の質の低下や事故の要因となるなど社会生活への支障が問題視されている睡眠時無呼吸症候群(sleepapneasyndrome:SAS)だが、近年ではSAS患者のおよそ9割を占める閉塞型睡眠時無呼吸(obstructivesleepapnea:OSA)において高血圧、心血管・脳血管障害、糖尿病、肝機能障害との密接な関連性が注目され始めている。こうした生活習慣病や心血管系疾患と睡眠呼吸障害との関連性を調査する狙いから、10年4月に「睡眠呼吸障害多施設共同疫学横断観察研究会」(TheSleepandCardiovascularDiseaseNationalProspectiveCohortStudy:SC...