【レベル9】これからの試験対策
公開日時 2010/08/23 04:00
こんにちは。
エルゼビア・ジャパン 教育部です。
まずは前回の解答から。
【問】 薬事法で定められた医薬品の直接容器・被包への表示事項として、正しいのはどれか。
1 日本標準商品分類番号
2 製造番号または製造記号
3 承認番号
【答】 2
医薬品の直接容器・被包への表示事項は、薬事法で規定されています。そのうちの一つが、製造番号または製造記号です。製造番号(記号)が記載されていれば、万一その医薬品が不良品であることが分かった場合に、市場から回収しやすくなるなどの目的があります。表示事項はその他にもいろいろありますが、ただ漠然と覚えるのではなくて、どういう目的で規定されているのかなどを考えれば、記憶のしやすさにもつながるのではないでしょうか?
今回のテーマは、
「【レベル9】 これからの試験対策」です。
そろそろ配属先も決まり、実際に現場に出始めた方もいるかと思います。
MR試験まであと4カ月。これから新人MRの皆さんは、日々のMR活動とMR試験対策を両立させていかなければなりません。
これまでとの大きな違いは、勉強時間の絶対量でしょう。研修期間中は一日のうちの大半を勉強時間にあてることができましたが、現場に出るとそうもいきません。
忙しい一日の中で、先輩MRはどうやって勉強時間を確保してきたのでしょうか?
まずは、朝や昼の食事の時間に、テキストや問題集を広げるという方が多いようです。
朝の卸回りの後や昼の病医院回りの後に、ファミレスやファーストフードで食事をとるMRを良く見かけます。
ふつうは、これから訪問する先に話す内容をまとめたり、説明会や講演会の準備をしたり、とそれなりに忙しく食事時間が過ぎていくのですが、新人の皆さんはこういう時間も大切に使ってみましょう。
教科書を読みこんだり、問題集を解いたり、モバイル環境にある人はエルゼビアで提供しているweb-MIXを解いたり。
たかが数分、されど数分。
ちょっとした時間の積み重ねが最後にモノを言います。
その他にも、夜営業所に帰ってから勉強する、ということも多いようです。
一つ気をつけたいのが、病医院での待ち時間。クリニックなどで待ち時間が長そうな場合にはテキストをバンと広げて勉強に集中しても良いでしょうが、病院の医局前などで立ったまま勉強するといのはあまりオススメできません。
医局前は人の出入りが多く集中力も途切れがちですし、勉強に夢中になるあまり会いたいDr.を見逃してしまうなんてことがあったら、本末転倒です。
最初のうちはMR活動自体に慣れるまで苦労も多いことでしょう。
MR活動と試験対策の両立はとても大変ですが、時間を効果的に使ってデキるMRを目指してください!
〔今日の宿題〕
【問】 MR認定証の有効期間はどれか。
1 3年間
2 5年間
3 有効期間の規定はない
正解は次回!!