杏林と小野 過活動膀胱治療薬の口腔内崩壊錠を国内申請
公開日時 2010/01/08 04:00
杏林製薬と小野薬品が販売する過活動膀胱治療薬イミダフェナシン(商品名:ウリトス錠=杏林、ステーブラ錠=小野)に口腔内崩壊錠を追加する承認申請を厚生労働省に行ったと、両社は1月7日に発表した。水なしで服用でき、高齢者や嚥下機能が低下した患者、水分摂取を控えている患者にも使いやすくする。
申請は12月24日付で行われた。イミダフェナシンは杏林が創製、同社と小野が共同開発し、07年6月に発売された。08年度売上高は杏林が20億円、小野が22億円、09年度は杏林が37億円、小野が40億円程度を計画する主力品のひとつ。