第一三共 クラビット500mg錠など高用量製剤発売
公開日時 2009/07/07 23:00
第一三共は7月7日、経口抗菌剤クラビット(一般名:レボフロキサシン水和
物)の500mg錠、250mg錠、細粒10%を発売した。
同社の発表によると、500mg1回投与法は、従来の100mg1日3回投与法と比較
して最高血中濃度を上げることにより、殺菌作用が増強されるとともに、耐性
菌の出現を抑制することが期待できる。そのため同社は、今回発売の製剤を使
用を医療現場に働きかけ、これまでの100mg含有製剤と切り替えていく方針。
販売予想額は、中医協提出資料によると、初年度は371億円、2年後のピーク
時は485億円。