エーザイ 開発マネジメント機能を分社化、新製品スケジュール最重視
公開日時 2006/02/26 23:00
エーザイは2月24日、研究開発部門のマネジメント機能を会社分割し、新たに
設立する100%子会社エーザイ・アール・アンド・ディー・マネジメントに承
継すると発表した。コーポレートコミュニケーション部は「計画に定める新製
品の申請・承認スケジュールをいかに確実に実現するかが最大の眼目」と説明
している。社長には吉松賢太郎氏・現エーザイ常務執行役創薬研究本部長が就
任する。設立は4月3日で、資本金1000万円、従業員数20人を予定。
IPT(新薬開発テーマごとに編成されているインターナショナル・プロジェク
ト・チーム)の円滑な推進と直接管理、先端技術の迅速な取得と活用に向けた
戦略立案、グローバル研究開発の資源配分の立案などを担う。