大洋薬品 オメプラゾール後発品特許侵害訴訟に断固対応
公開日時 2006/01/15 23:00
大洋薬品工業は1月13日、オメプラゾール後発品に関してアストラゼネカ関連
会社が東京地裁に特許侵害訴訟を提起したことを受け、「訴状が届いていない
ため、訴訟提起の事実やその詳細は不明だが、各種特許を回避して製品を薬価
収載しており、製品供給に支障は及ばない。安定供給を大前提に先発企業等の
特許回避を含め万難を排し商品を開発、発売しており、特許侵害しないことを
確信している。従って、本件のような無用な係争に関しては、断固対応する所
存だ」とのコメントを発表した。
また、セループカプセル50mg(テプレノン製剤)について05年3月にエーザイ
から提訴された不正競争行為差止等請求事件(東京地裁)で勝訴したと発表し
た。エーザイは、カプセルとPTPシートの配色が同社のセルベックスと類似し
ていると主張していた。