帝國製薬 フィンランドLAB社から吸入型のがん性疼痛治療剤を導入
公開日時 2006/01/12 23:00
帝國製薬は1月12日、フィンランドのLAB社と速効型の経肺吸収フェンタニル
製剤に関するライセンス契約を締結、日本での独占的開発・販売権を取得した
と発表した。がん性疼痛を緩和する合成麻薬製剤で、現在使用されている注射
や貼付剤と異なり、吸入剤であることから、効果の発現が速いのが特長という。
LAB社により欧州で実施されたフェーズ1で速やかな体内への吸収が確認され、
フェーズ2に進んでいる。