日本化薬・06年5月期中間 医薬事業の営業利益が53%増
公開日時 2006/01/05 23:00
日本化薬は12月28日、06年5月期中間決算を発表した。医薬事業は、売上高が
前年同期比4.2%増の195億1500万円、営業利益が53.1%増の24億1500万円だっ
た。新製品の抗がん剤の動注用アイエーコールやエピルビシン注メルク、販売
移管品のカルセドが売上アップに寄与したほか、他の主力品も好調に推移した。
通期予想は売上高402億円(前期397億円)、営業利益51億円(49億円)。06年
4月に実施される薬価引き下げが大きく影響すると想定されることから、売上
高が前期並にとどまる見通し。
●〔主要品売上高(前年同期)通期予想(前期実績)、単位:億円〕
ランダ 16(16)31(31)
ラステット 9(8)17(17)
オダイン 16(15)32(31)
フェアストン 14(15)27(30)
ピノルビン 8(8)15(15)
ブレオ類 2(2)3(3)
ニトロ製剤 17(18)39(40)
ネオラミン類 7(8)14(15)
サリグレン 6(5)12(11)
イムシスト 3(2)7(5)
アイエーコール 5(3)12(7)
カルセド 2(―)6(1)