武田薬品 TAPがノバルティスにプレバシドOTCの開発・販売権供与
公開日時 2005/12/21 23:00
武田薬品工業は12月21日、武田と米アボットとの合弁会社である米TAPが、スイスの
ノバルティスに対しPPIプレバシド(国内タケプロン)の米国でのOTC薬開発・販売権
を供与することに合意したと発表した。プレバシドの米国特許切れは09年11月だが、
特許期間中にOTC薬を発売してはならないとの取り決めはないという。TAPの開発品パ
イプラインには、プレバシドの後継となるPPIのTAK-390MR(フェーズ3段階)とイラ
プラゾール(来年フェーズ2入り予定)があり、08年から09年の承認取得を目指して
いる。
TAPの04年プレバシドの売上は25億9200万ドル。武田の04年度タケプロンの連結売上
は1600億円。