社保審医療部会 患者の視点で医療法全体構造見直しを
公開日時 2005/12/04 23:00
厚生労働省の社会保障審議会医療部会は12月2日、医療提供体制に関する報告
書をまとめた。「医療法の全体構造を患者の視点に立ったものとする」ことを
主眼とし、患者・国民の選択を支援するため、医療機関に関する広告規制制度
を見直したり、情報提供推進の責務規定を新設したりする。
このほか医療安全対策、医療機能の分化連携・在宅医療の推進、医師偏在問題
への対応などを盛り込んだ。厚労省は次期通常国会への法改正案提出に向けて
具体的な内容を詰めていく。