04年薬事工業生産動態統計 一般用薬の縮小が顕著に
公開日時 2005/12/01 23:00
厚生労働省は12月1日、04年薬事工業生産動態統計年報を公表した。医薬品の
生産額は前年比0.1%減の6兆5253億円と微減。医療用医薬品は0.4%増の5兆
8373億円を維持する一方、一般用医薬品は4.2%減の6438億円と縮小した。
医療用薬を薬効別にみると、生物学的製剤が11%増の2633億円と高い伸びを示
した。2割増となったワクチン類が牽引した。一方、ホルモン剤は14.6%減の
1059億円で減少幅が大きい。一般用薬は、呼吸器官用薬が13.4%減の228億円、
歯科口腔用薬が14.6%減の96億円などと振るわなかった。