LTTバイオファーマ 新規事業で創薬・開発下支え
公開日時 2005/11/27 23:00
LTTバイオファーマの稲垣哲也社長は11月25日の06年3月期中間決算説明会で、
創薬・開発を支える安定収益事業としてスタートさせる新規事業の業績見通し
を明らかにした。
10月に調剤薬局を運営する子会社として設立したソーレの今期の売上高は3億
600万円、売上総利益は7200万円となる見通し。第1号の調剤薬局はエムケー
調剤から12月1日付で営業権を譲り受ける予定で、将来的な調剤薬局の展開に
ついては「非常に良い薬局があれば新たな運営も考えている」と述べた。
また、8月に業務提携に合意したアイロムと提供する抗加齢事業は、07年3月
期に黒字化を見込む。年内には両社で合弁会社を設立し、来春にはアンチエイ
ジング医療を提供するクリニック第1号店を開業し、アンチエイジング内科、
美容皮膚科での治療や相談を展開する計画だ。