日本ケミファ ランバクシーに子会社株を追加譲渡、後発品拡大に本腰
公開日時 2005/11/13 23:00
日本ケミファは11月11日、連結子会社の日本薬品工業株を後発品世界大手ラン
バクシーに追加譲渡することを決定した。ケミファとランバクシーの日本薬品
工業株所有割合は50%(ケミファ16.7%+借株33.3%)対50%になる。役員は
4人対4人。社長は嶋田隆氏が引き続き就く。
ランバクシーはこれまで日本薬品工業株10%を所有していたが、新たに日本ケ
ミファが保有する56.7%の日本薬品工業株のうち40%を取得する。3社は包括
的な業務提携による後発品事業の強化に注力、今年7月に共同開発第1号を発
売した。来年2品目の発売を予定し、拡大していく。
ケミファは日本薬品工業が持分法適用関連会社になること、またランバクシー
への株譲渡益(連結12億円、単体16億円)を踏まえ、06年3月期通期業績予想
を修正した。
●〔連結業績予想(当初予想)〕
売上高 208億円(213億円)
経常利益 16億円(20億円)
純利益 23億円(12億円)