アステラス製薬は11月８日、米テラバンスから脂質化グリコペプチド系抗生物
質テラバンシンについて、日本を除く全世界で独占的に開発、製造および販売
するライセンス契約を締結したと発表した。テ社は現在米国でグラム陽性菌に
起因する複雑性皮膚・軟部組織感染症と、院内肺炎の両疾患でフェーズ３を実
施中。テ社主体に開発を進め、開発費をテ社が全額負担する。

アステラスは6500万ドルの契約一時金を含め総額２億2100万ドルの一時金を支
払うとともに、販売に応じてロイヤリティを支払う
。