医薬品安全性情報 SJS・TEN副作用報告が2年で905件、うち95件が死亡
公開日時 2005/10/27 23:00
03年10月末から05年9月末までの約2年間で、スティーブンス・ジョンソン症
候群(SJS)・中毒性表皮壊死症(TEN)の副作用報告数が905件(うち一般用
医薬品61件)にのぼり、このうち死亡が95件(うち一般用4件)に達したこと
が10月27日、厚生労働省の「医薬品・医療機器等安全性情報(No.218)」で
わかった。被疑薬として報告があった医薬品は273成分。
一方、04年8月発売のCypherステント留置患者での塩酸チクロピジン製剤の副
作用発現状況を調べたところ、重篤な副作用報告は05年6月末までに重篤な肝
障害38件(うち死亡1件)、顆粒球減少症(無顆粒球症を含む)29件(うち死
亡1件)、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)3件、その他24件(うち死亡1
件)──となった。