仏造影剤メーカー・ゲルベ 国内事業拡大目指しテルモに販売委託へ
公開日時 2005/10/17 23:00
フランスの医療用造影剤専業メーカー・ゲルベ日本法人は10月17日、国内の事
業拡大を目指して、造影剤3剤についてテルモと販売契約を締結したと発表し
た。これまで分散していた製造販売承認をゲルベ日本法人に統一するほか、販
売会社はテルモに一本化する方針。来年1月1日からスタートする。
対象製品はMRI用造影剤「マグネスコープシリンジ」(製造販売会社・栄研化
学、販売元・田辺製薬)、尿路・血管造影剤「ヘキサブリックス320」(同)、
リンパ系・子宮卵管造影剤「リピオドールウルトラフルイド」(製造、販売・
日本シエーリング)。ゲルベ日本法人は「販売委託をテルモにお願いして、販
売効率を上げていきたい。国内には自社の製造設備を設置する予定はない」と
している。